見る角度によって変わる不思議な輝き 10月の誕生石オパール

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オパールは、見る角度によって色合いが変化する「遊色効果（プレイオブカラー）」という特徴を持つ宝石。虹色に輝くオパールの魅力を際立たせる『カット』の特長と、この春L&Co.から登場した新作オパールジュエリーを紹介！

Contents

オパールのスタンダードなカット「カボションカット」　
- 「カボションカット」とは
カボションカットを施した人気のオパールジュエリー
オパールを個性的に輝かせる「ファセットカット」
- 「ファセットカット」とは
- ファセットカットを施したオパール
【新作】ファセットカットを施した新作オパールジュエリー

オパールのスタンダードなカット「カボションカット」　

オパールは、石の中で青、緑、赤、紫…とさまざまな色が躍っているように見える「遊色効果」を有する宝石。見る角度を変えるたび、まるで虹のように変化する色彩を楽しむことができます。

このオパールの独特な色彩を最も美しく引き出すカットとして主に用いられるのが、ドーム型のカボションカットです。どんな特徴を持つカットなのでしょうか。

▼ オパールの特長・石言葉はこちらをチェック！

「カボションカット」とは

カボションカットとは、宝石を半球形のドーム型に研磨するカット方法のこと。「カボション」とは、フランス語で「頭」を意味しています。切り出したカット面がなく、丸みを帯びた形が特徴で、オパールや翡翠などの半透明な宝石や、トルコ石などの不透明な宝石に施されることが多いカットです。ドーム型にすることで、それぞれの石が持つ独自の色合いや、キャッツアイ効果、スター効果、遊色効果などの光学的効果をより美しく見せてくれるという特徴があります。

カボションカットの代表的な種類は以下の3種類です。

◇シングルカボション

表面が丸く磨かれ、底面が平らなカット。横から見るとドーム型になっています

◇ダブルカボション

表面と底面どちらもドーム型に磨かれたカット。横から見ると楕円形になっています

◇ホローカボション

表面が丸く磨かれ、底面が表面に沿ってくぼんでいるカット。横から見ると空洞があり、光が通りやすくなっています

カボションカットを施した人気のオパールジュエリー

オパールの美しさを最大限に引き出してくれるカボションカットを施した、人気のオパールジュエリーをチェック！

K10 オパールネックレス

ぷっくりとしたドロップ型のカボションカットオパールが美しいストーンネックレス。ミル打ちが施されたクラシカルなデザイン枠とダイヤモンドの輝きが、大人の魅力を引き出してくれます。

K18 オパールネックレス

インパクトのある大粒のオパールが首元で幻想的にきらめくネックレス。K18イエローゴールドの深い色合いが、オパールの乳白色の輝きをひときわ印象的に見せてくれます。

K10 カラーストーンリング

カボションカットのつるりとしたオパールが指元で艶めく、ワンストーンリング。オパールを囲ったゴールドのシンプルなリングがストーンの輝きを引き立て、ファッションを選ばず身につけられる仕上がりになっています。

K10 カラーストーンピアス

ミルキーホワイトの中にさりげなく遊色をしのばせたオパールのワンストーンピアス。細身のゴールド枠とふっくらしたカボションシェイプが、顔回りをエレガントに演出してくれます。

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オパールを個性的に輝かせる「ファセットカット」

一般的にはドーム型のカボションカットが施されることが多いオパールですが、その特徴的な虹色の輝きをひときわ個性的にみせてくれるファセットカットも大人気。カットの特長を紹介します。

「ファセットカット」とは

「ファセット」とは、平らに磨いた面のこと。ファセットカットとは、宝石の表面にいくつもの平らな面を持たせることで、光を屈折させて宝石が内側から輝いているように見せるカット方法です。主に、ダイヤモンドなどの透明度が高い宝石に施され、光の屈折率を利用して宝石をより綺麗に輝かせています。

ファセットカットにはさまざまな種類がありますが、大きく分けると以下が主流です。

◇ブリリアントカット

宝石の透明度と輝きを最大限に活かせるように計算されたカット方法。様々な形状がありますが、代表的なものは主にダイヤモンドに施される58面体のラウンドブリリアントカット。婚約指輪（エンゲージリング）にセットされた大きなダイヤモンドのイメージです。

◇ステップカット

正方形や四角形にカットした宝石の側面に切子面を施すカット方法。横から見ると切子面が階段のように見えることから、ステップカットと呼ばれています。角を落として８面にしたエメラルドカットが代表的。

ファセットカットを施したオパール

石そのものが幻想的な虹色の輝きを持つオパールにファセットカットを施すと、遊色効果による色の変化に光の効果が加わり、カボションカットとはまた違うキラキラした虹色の輝きを放ちます。多面体にカットすると、発色の変化感がさらに増して可愛らしい雰囲気に。スクエア型にステップカットを施すと、シャープでクラシカルな雰囲気に。カットの仕方でオパールのさまざまな表情を楽しむことができます。