オパールは見る角度によって色合いを変える不思議な輝きから、別名「虹色石」とも呼ばれています。明るく優しい地色の「ホワイトオパール」(別名を「ライトオパール」)、光学現象による遊色効果で内部が虹色に輝くものを「プレシャスオパール」、逆に遊色効果が小さくマットな色合いのものを「コモンオパール」、暗めの地色を持つ「ブラックオパール」、特に地色の赤い「ファイヤー・オパール」など、一言でオパールといっても様々な産地、多種多様な色合いのものがあります。天然の内包物で印象が全く違うので、その輝きにピンときたオパールを選んでくださいね。
オパールは、宝石の中で唯一5%から10%ほどの水分を含んでいるので、極端に乾燥する環境と、水に濡れたままという環境ではいたんでしまう可能性が。乾燥しないように直射日光を避けて保管してください。また、汚れた場合は、柔らかい布でやさしく拭きとりましょう。