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【誕生石特集:7月】強く印象的なきらめきに魅せられる、7月の誕生石を紹介


日本の7月の誕生石、ルビーとスフェーン。情熱的な真紅の輝きが魅惑のルビーと、ダイヤモンドと同じファイアと呼ばれる特性により虹色の輝きを放つスフェーン。その強い輝きに魅了される7月の誕生石について紹介します。

7月の誕生石の成り立ち

もともと日本の7月の誕生石はルビーのみでしたが、2021年12月に日本で誕生石の改定が行われた際、スフェーンが新誕生石として加わりました。スフェーンは、1787年にマーク・オーガスト・ピクテという人により発見され、彼の誕生日が7月であること、また、その輝きが夏の森のように鮮やかなグリーンであることが由来となり、7月の誕生石に制定されたと言われています。

ルビーについて、同じ赤色の宝石ガーネットとどちらかわからないという声もよく聞かれますが、ガーネットは1月の誕生石。ルビーに比べて深い赤色をしているのがガーネットで、ルビーはやや明るい赤色という違いがあります。

また、7月の誕生石としてカーネリアンも挙げられることがありますが、実はこれはイギリスやフランスで制定されている7月の誕生石。日本においては全国宝石卸商協同組合が制定したルビーとスフェーンのみが正式な7月の誕生石です。

ルビー

ダイヤモンド・サファイア・エメラルドと並ぶ「4大宝石」の一つに数えられ、古くから人気のある宝石、ルビー。その魅力は何といっても美しくきらめく赤い色です。情熱的ともいえるルビーの赤色は「どんな赤よりも美しい」と言われ、その希少性とも相まって「宝石の女王」と呼ばれ、今なお世界中の人々を魅了しています。

▼ルビーの詳細はこちらの記事を参照 
https://l-co.jp/magazine-ruby/

スフェーン

新誕生石として新たに7月の誕生石に加わったスフェーン。爽快感のあるライムグリーンから深みのある緑まで、その色幅に特徴のある宝石です。一番の特徴は、スフェーンの持つ「ファイア」という特性。光が当たるとまるで虹色にも似たスペクトル色に変化し、その高い光の屈折率は同じ特性を持つダイヤモンドをも凌ぐと言われています。

▼スフェーンの詳細はこちらの記事を参照 
https://l-co.jp/magazine-birthstone1/#7

【7月の誕生石】情熱的な赤い輝きが魅力的な「太陽の宝石」ルビー

まるで咲き誇るバラのように強く赤い輝きを放つルビー。古来より、東洋では「太陽の宝石」、古代インドでは「宝石の王」と呼ばれ、その情熱的な赤色の輝きで人々を魅了してきました。そんなルビーの特徴や歴史を紹介します。

7月の誕生石、ルビーの特長とは

サファイアと同じコランダムという鉱物の一種であるルビー。その美しい赤色はコランダムの結晶内にほんの1%ほどの酸化クロムが結合することで生成され、このメカニズム自体が非常に稀な現象であることから非常に希少な宝石として知られています。和名は「紅玉(こうぎょく)」。その名の通り紅の鮮やかな赤色を表す呼び名となっていますが、英語のルビー(Ruby)の語源もラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」 (Rubeus)が由来と言われており、その美しい赤い色が時代や人種を問わず強い印象を与えたということがわかります。

原産地は、ミャンマー、タイ、スリランカ、ベトナム、カンボジア、マダガスカルなど。中でもミャンマーのモゴック鉱山で奇跡的な確率で発見される深く透明な濃い赤色のルビーは「ピジョン・ブラッド」(鳩の血)と呼ばれ、世界最高峰のルビーと言われています。

ルビーの歴史や言い伝えとは

ルビーは古くから「勝利を呼ぶ石」とされ、あらゆる危険や災難から持ち主の身を守り、困難を打破して勝利へと導くパワーがあるとされてきました。かつてビルマ(現ミャンマー)ではルビーは「母なる大地の心臓から落ちた血のしずく」と言われており、病気や不幸から守ってくれる護符として身につけられていたそう。そのことから、古代ビルマの戦士たちはルビーを皮膚の下に入れておくと戦いで敗れることがないと信じ、体内に埋め込んでいた人もいたそうです。

そのような言い伝えから王や権力者たちが好んで身につけた宝石としても知られるルビーですが、ヨーロッパ諸国の王冠などに用いられていたルビーはその多くが実はスピネルやガーネットだったそう。これはまだ科学的検査のレベルが低かった時代、赤い宝石は全てルビーとして認知されていたことが原因で、旧約聖書に載っているルビーのほとんどは違う宝石だったと言われています。

ルビーの石言葉、石の持つパワーとは

石言葉は、情熱・良縁・純愛・勝利・活力・勇気・優雅・威厳など

まるで燃え上がる炎のようなその色合いから、ルビーには身につけることで情熱に満ち溢れ、心の奥底から活力が湧き出てくるような力を与えてくれると言われています。そのパワフルで壮大なエネルギーによって、持ち主の健康や富を守護してくれるとも。また、ルビーの赤は力強さだけではなく、女性らしさを引き出してくれる色。持つ人の潜在的な魅力を引き出し、豊かな感受性を高める働きがあるとも言われていることから、恋愛成就や仕事の成功などにも力を与えてくれるパワーストーンとしても人気です。

そんなオールラウンドに力を与えてくれるルビーですが、身につける際には体の右側につけるとより願い事が叶いやすいとされているそう。これは、中世ヨーロッパ時代の肖像画においてルビーがほぼ全て体の右側に描かれており、右は積極性を表すと言われていることから、ルビーを右につけることで一層力が増すと信じられていたからでは、ということに由来しているようです。ルビーを纏う際には、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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【7月の誕生石】ダイヤモンドより強い虹色の光彩を放つ新誕生石スフェーン

非常に希少性が高く、近年コレクターの間で人気が高まっているスフェーン。オリーブグリーンの輝きが印象的なこの宝石は、光を受け虹色に輝くファイアの強さと、見る角度により色味が変わる多色性が特長。その特性を詳しく見ていきましょう。

Enlightened Media/ stock.adobe.com

スフェーンの特長

新誕生石として7月の誕生石に加わったスフェーン。結晶がくさび型であることから、ギリシャ語で「くさび」を意味するSphenos(スフェノス)にちなみ、スフェーンと呼ばれるようになったそうです。和名もそのまま「くさび石」。スフェーンは非常に硬度が低く割れやすいため、自然界で大粒の結晶が見つかることはほぼないことから宝石としては非常に希少で、コレクターからの人気も高い石です。

スフェーンの特長はなんといってもその輝き。その一つは、光を捉えスペクトル色(虹色)に分散させる「ファイア」、もしくは「ディスパーション」と呼ばれる効果です。これはダイヤモンドと同じ特性ですが、スフェーンは時にダイヤモンドよりも激しいファイアを見せ、強い虹色を放つことから、その輝きの強さが最も強い個性となっています。さらにもう一つは多色性。ベースはオリーブグリーンやライムグリーンの明るい黄緑色ですが、見る角度によりチョコレートのような赤茶色やゴールドのような強い黄系色などさまざまな色合いを見せてくれます。

スフェーンの歴史や言い伝えとは

スフェーンは1787年に新種の鉱物として認識されましたが、1982年、国際鉱物学連合のCNMMN(新鉱物・鉱物名委員会)によって鉱物名をチタナイト、と命名されました。名前の通りチタンを含むケイ酸塩鉱物で、チタン石と呼ばれることもありますが、宝石としての名称はスフェーンとして知られています。

前述のとおり非常の硬度の低い石であることから宝石としての加工が難しく、ジュエリーとして注目されるようになったのはここ数年。ジュエリー以外の用途として、釉薬(ゆうやく)などの塗料や顔料として利用されており、また、フィッショントラック法と呼ばれる、岩石や化石の年代を測定する放射年代測定のサンプルとしても使われることの多い石です。

スフェーンの石言葉、石の持つパワーとは

【石言葉】 純粋、永久不変、才能開花、強さ、目標達成 など

パワーストーンとしても人気が高まっているスフェーン。グリーン系の宝石には持ち主のマイナスの感情を癒す力があると言われていますが、スフェーンの持つ性質はやや独特。一般的な宝石の癒し効果は傷を包み込むようなイメージですが、スフェーンはその強い光の力により持ち主のマイナスの感情を浄化し、やる気を引き出すことでマイナスをプラスに変える力を与えてくれる石。持ち主の精神を打たれ強くすることで内面にある可能性を目覚めさせ、才能や能力を開花させる効果があるといわれます。また、ひと目見ただけで心惹かれるスフェーンの放つ虹色の輝きは、仕事とプライベートの両方で持ち主に人脈をもたらしてくれるとも。今ある縁はより強固にし、良くない縁は断ち切ってくれるとも言われています。そんなスフェーンは、「人生を変えてくれる石」として叶えたい夢や目標を持つ人たちからも人気のパワーストーン。自分自身をもっと輝かせたい、才能を発揮したいと願う人は、ぜひスフェーンの輝きを身に纏ってはいかがでしょうか。

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K10 スフェーン ネックレス

スフェーンの爽やかなグリーンの色合いを存分に感じられるオーバルカットのネックレス。光の当たり方によってイエローからグリーンに色幅が変わり、透明感のあるものや模様の入っているものなど天然石ならではの味わいを楽しめます。

世界にひとつだけの輝きを身に纏える天然石のネックレス/ K10YG・スフェーン: ¥31,900

K10 スフェーン ネックレス

ダイヤモンドにも勝る強い光彩を放つ輝きが特徴のスフェーン。そのグリーンイエローの独特な色合いをゴールドで包み込み、上質感たっぷりに仕上げたネックレスです。程よいサイズ感で、顔まわりをより華やかに印象付けてくれます。

7月の誕生石としても人気が高まっているスフェーンネックレス/ K10YG・スフェーン: ¥34,100

7月の誕生石、ルビーとスフェーンについて紹介しました。強い輝きを特徴に持つふたつの誕生石は、夏の日差しと相まって、身につける人の美しさをより一層引き出してくれる宝石です。この夏は、ぜひそのきらめきを身に纏ってみませんか?

■この記事のポイントのまとめ 

7月の誕生石一覧
【7月の誕生石】情熱的な赤い輝きが魅力的な「太陽の宝石」ルビー
【7月の誕生石】ダイヤモンドより強い虹色の光彩を放つ新誕生石スフェーン

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