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サファイアを婚約指輪や結婚指輪に!「サムシング・ブルー」を身に纏う幸せな花嫁に

サファイアを婚約指輪や結婚指輪に!「サムシング・ブルー」を身に纏う幸せな花嫁に

婚約指輪や結婚指輪に美しい青色の宝石サファイアを用い「サムシング・ブルー」のアイテムに。そんな花嫁が増えているようです。幸運を招くと言われている結婚式の言い伝えについて、サファイアの魅力とともに紹介します。

サファイアの特長

抜けるような青空を思わせる深い青の輝きが神秘的なサファイア。9月の誕生石としても知られているサファイアは、ラテン語で青(Sapphirus)を表す言葉が由来というその名が示すとおり深く透き通った青色が特徴で、中世ヨーロッパでは「天空の宝石」と讃えられていたという言い伝えもあるほど古くから多くの人に愛されている宝石です。

青色のサファイアが最も有名ですが、実は他にもさまざまなカラーバリエーションがあることも特長。濃紺~青紫色の「ブルーサファイア」の価値が高く、中でも、カシミール地方で採掘されていた「コーンフラワーブルー」や、英国王室御用達の宝石として知られる「ロイヤルブルーサファイア」が最高品質と称されています。青色以外のサファイアは「ファンシーカラーサファイア」と呼ばれ、バイオレット、グリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープルなどさまざま。その他、自然光の元では青、蛍光灯などの下では紫色に変化する「カラーチェンジ・サファイア」と呼ばれるものも人気です。

▼サファイアの種類や石言葉はこちらもチェック
https://l-co.jp/magazine-birthstone9/

「サムシング・ブルー」のアイテムとしても人気のサファイア

花嫁が、結婚式に新しいもの・借りたもの・古いもの・青いものを身に着けると幸せになるという言い伝え、「サムシング・フォー」。サファイアは、青いもの、「サムシング・ブルー」のアイテムとして親しまれている宝石です。詳しく見ていきましょう。

「サムシング・ブルー」のアイテムとしても人気のサファイア
HanaPhoto / stock.adobe.com

サムシング・フォーの言い伝え

サムシング・フォーとは、「4つの何か」を意味する、欧米に古くから伝わる結婚式における慣習のこと。4つの言葉にちなんだアイテムを結婚式で身につけると、花嫁が幸せになるという言い伝えです。

ルーツとなったのは、イギリスの伝承童話「マザーグース」のこの一節。

Something old, something new
(なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの)

something borrowed, something blue
(なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの)

and a sixpence in her shoe 
(そして靴の中には6ペンス銀貨を)

ここから、以下の4つのアイテムが幸せを呼ぶものとして結婚式に取り入れられてきました。

・Something old(サムシング・オールド)
・Something new(サムシング・ニュー)
・Something borrowed(サムシング・ボロード)
・Something blue(サムシング・ブルー)

それぞれどんなアイテムなのか、具体的な取り入れ方の例を挙げながら紹介していきましょう。

Something old(サムシング・オールド)

「何か古いもの」という意味。花嫁の家族や祖先を象徴するアイテムです。かつて母親や祖母が結婚式で身につけたものや、家族に代々受け継がれているものなどが、サムシング・オールドとしてふさわしいものとされています。

サムシング・オールドの取り入れ方

・家族が身につけていた指輪、ネックレス、イヤリングなどジュエリーを身につける
・リングピローなど、両親や祖父母が結婚式の時に用いたアイテムを用いる
・母親や祖母が着ていたドレスや着物をリメイクして、ウェディングドレスや小物として身に纏

Something new(サムシング・ニュー)

「何か新しいもの」という意味。結婚生活の新しい門出を祝って、希望の象徴となる新しいアイテムのことです。結婚式にあたり新調したものであれば何でもOK。目立つものでなくとも、小物やアンダーウェアでも。

サムシング・ニューの取り入れ方

・ウェディングドレスの下に着る下着やストッキング、ベール、グローブ、ジュエリー、シューズを新調して身につける
・新しいハンカチをさりげなく忍ばせる
・新しい化粧品でメイクする

Something borrowed(サムシング・ボロード)

「何か借りたもの」という意味。すでに結婚して幸せに暮らしている友人知人や家族から、その幸福にあやかるように何かひとつアイテムを借りて身につけることで幸せが訪れると言われています。

サムシング・ボロードの取り入れ方

・「あんなふうになりたいな」と憧れる素敵な夫婦やカップルからハンカチなどを借りる
・アクセサリーやグローブなど、友人や家族がかつて結婚式で使ったアイテムを借りる

Something blue(サムシング・ブルー)

「何か青いもの」という意味。聖母マリアの象徴である青色を結婚式のなかに取り入れることで、花嫁の誠実な愛情を表すものとされています。純潔さや清らかさを表すものということから、目立たないように身につけるのがルールだそう。

サムシング・ブルーの取り入れ方

・伝統的なサムシング・ブルーは、ドレスの下の白いガーターに青いアクセントの入ったガーターベルトを着けること
・ブーケやパーティ会場の装花の中にさりげなく青い花を用いる
・ウエディングケーキに青を取り入れる
・指輪やティアラの内側に青い宝石を埋め込む

ここまで紹介したサムシング・フォーは、欧米では200年も前から続く結婚式の伝統的儀式。今では日本でもすっかり浸透し、たくさんの花嫁が自身の結婚式に取り入れています。中でもサムシング・ブルーは、美しい青色のサファイアを婚約指輪や結婚指輪に取り入れて身につけるという人も増えているそう。次から紹介していきますのでぜひ参考に!

サファイアを婚約指輪・結婚指輪に取り入れるには?

サムシング・ブルーのアイテムとしても人気の高いサファイア。みんなはどうやって婚約指輪や結婚指輪の宝石として取り入れているのでしょうか。おすすめの取り入れ方をチェック!

サファイアを婚約指輪のダイヤの代わりに

婚約指輪の宝石としてはダイヤモンドが定番ですが、サファイアをセンターストーンにセットするのもおすすめ。ダイヤモンドと比べるとリーズナブルなため、その分大きくて存在感のある石や、凝ったデザインを選べるのも魅力です。

婚約指輪としてのサファイアについては、かつて英国のチャールズ皇太子からダイアナ妃に18カラットのロイヤルブルーサファイアの婚約指輪が贈られ、その指輪がウイリアム王子からキャサリン妃へ受け継がれたという有名なストーリーから、注目度が高まったと言われています。また、サファイアはダイヤモンドに次ぐ硬度があるため、傷つきにくく割れにくい宝石でもあることから、固い絆を結ぶ婚約指輪としてもふさわしいとも言われています。

サファイアを婚約指輪・結婚指輪のサイドストーンに

婚約指輪にはやっぱりダイヤモンドがいいな、と思う人は、サイドストーンとしてダイヤモンドの周りにサファイアをあしらうのもおすすめ。ダイヤモンドとサファイアの組み合わせは、非常に高貴なものとして王族や王室に好まれており、色合い的にも爽やかで素敵です。

結婚指輪には、メレダイヤの代わりに小さめのサファイアをセットするのも人気。ワンストーンでもいくつか並べてもおしゃれです。素材がプラチナなら上品でノーブルな印象に、ゴールドなら個性的な雰囲気に。長く身につける結婚指輪なので、飽きの来ないデザイン、肌の色とトーンを合わせて選ぶことをおすすめします。

サファイアを結婚指輪の内側に

結婚指輪の裏石は「シークレットストーン」とも呼ばれ、誕生石やアニバーサリー、入籍した月の誕生石などを留める人が多いですが、「サムシング・ブルー」のお守りとしてサファイアをセットするのも人気です。見えないところにさりげなく幸せのブルーを取り入れられ、また、そうすることでリングのデザインをシンプルにすることもできるので、長く愛することができる指輪に。

花嫁を幸せにするというサムシング・フォーの伝説から、サファイアをサムシング・ブルーとして婚約指輪・結婚指輪に取り入れる方法について紹介しました。L&Co.のブライダルリングでもサファイアを取り入れることができるので、ぜひご相談を。

■この記事のポイントのまとめ 

世界4大宝石のひとつ。9月の誕生石サファイア
「サムシング・ブルー」のアイテムとしても人気のサファイア
サファイアを婚約指輪・結婚指輪に取り入れるには?

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