宝石は、原石のままでは美しい輝きを放ちません。石ごとの光の屈折や反射の性質を最大限に引き出す「カット」が施されて初めて、それぞれの持つ美しい色や輝きが姿を現すのです。そんな宝石カットの種類や特長を紹介!
Contents
- 宝石のカットとは?カットの種類と特長をまとめて解説
- 人気の宝石カット×おすすめ商品をチェック!
- 【ラウンド】K10 ダイヤモンド0.05ct ネックレス
- 【ラウンド】K10 誕生石 ネックレス
- 【ラウンド】K18 爪留め 誕生石 スタッドピアス(10月:ピンクトルマリン・オパール)
- 【ペアシェイプ】K10 オパール ネックレス
- 【ペアシェイプ】K10 誕生石 ネックレス
- 【ペアシェイプ】K10 ハチ スタッドピアス
- 【オーバル】K10 クンツァイト ネックレス
- 【オーバル】K18 グリーンクォーツ ネックレス
- 【オーバル】K10PG カニ スタッドピアス
- 【マーキス】K10 誕生石 ネックレス
- 【マーキス】K18/K10 エメラルドネックレス
- 【カボション】K10 オパール ネックレス
- 【カボション】K10 タンザナイト ネックレス
- 【カボション】K10 アマゾナイト スタッドピアス
- 【オクタゴン】K10 オパール ネックレス
- 【オクタゴン】K10 ロードライトガーネット ネックレス
- 【オクタゴン】K10 レインボーフローライトイヤーカフ
- 【オクタゴン】K10、K18 アメトリン ピアス
宝石のカットとは?カットの種類と特長をまとめて解説
ジュエリーに用いられる宝石のカットは、大きく分けると「ファセットカット」と「カボションカット」のふたつ。そのそれぞれに異なる形状のカットが施されることで、魅力ある美しい宝石になっていきます。代表的なカットの種類を見ていきましょう。
主に透明な宝石に用いられる「ファセットカット」
「ファセットカット」とは、宝石の表面にいくつもの平らな面を持たせることで光を屈折させて宝石が内側から輝いているように見せるカット方法。宝石の持つ輝きを最大限に発揮させる円形の「ブリリアントカット」と透明度を最大限に発揮させる四角形の「ステップカット」、どちらの要素も持った「ミックスカット」などに枝分かれします。それぞれのカットの種類を紹介!
「ブリリアントカット」
宝石の持つ輝き(ブリリアント)を最大限引き出すために考案されたカット方法。ダイヤモンドの光の反射と屈折を最大限に活かし、美しい輝きを生み出すために開発されたと言われています。カットの種類を見ていきましょう。
・ラウンドブリリアントカット
上から見た時に円形になるカット。ダイヤモンドの光の反射と屈折を最大限に活かし、美しい輝きを生み出すために開発されたそう。多くの宝石に用いられ、カラーストーンの色味を強める効果もあると言われています。
・オーバルブリリアントカット
上から見た時に楕円形になるカット。原石の形によっては、カラット重量が最も保持しやすい形とされています。
・マーキスブリリアントカット
上から見た時にラグビーボールのような形をしたカット。宝石をより大きく見せ、輝きと色を引き立たせる効果があります。
・ハートシェイプブリリアントカット
上から見た時にハートの形をしたカット。比較的新しいカット方法で、愛を伝える際のジュエリーとして人気です。
・ペアシェイプブリリアントカット
上から見た時に洋梨のような形をしたカット。別名「ティアドロップ」とも呼ばれ、まるで涙の雫のようなフォルムが特徴的。
「ステップカット」
透明度を際立たせ、宝石のカラーをより美しく見せてくれるカット方法。段(ステップ)を踏むようなカットになっているのが特長です。その種類は以下。
・エメラルドカット
正方形や長方形の四隅が切り取られた形をしたカット。主にエメラルドに使用されたためその名がついたカットが特徴です。長めのファセットが宝石の透明度や色を引き立て、宝石の個性や魅力を最大限に活かしてくれます。
・オクタゴンカット
長方形の四隅が斜めに切り取られた形をしたカット。エメラルドカットと似ていますが、下部の段が等間隔ではない、という点に違いがあります。
・スクエアカット
上から見るとピラミッド型の中心部に上下左右対称なカット面が並ぶ正方形のカット。カット面が大きく、宝石の透明度をより際立たせてくれます。
「ミックスカット」
「ブリリアントカット」と「ステップカット」をミックスしたカット方法。宝石の輝きも色もどちらも引き立ててくれます。
・プリンセスカット
主にダイヤモンドに用いられる、ラウンドブリリアントカットを正方形にしたカット。スクエアカットと似た正方形の形をしていますが、宝石の輝きをより強調してくれます。
不透明や半透明な宝石に用いられる「カボションカット」
「カボションカット」とは、宝石を半球形のドーム型に研磨するカット方法のこと。切り出したカット面がなく丸みを帯びた形が特長で、オパールなどの半透明な宝石や、トルコ石などの不透明な宝石に施されることが多いカットです。ドーム型にすることで、石が持つ独自の色合いや遊色効果などの光学的効果をより美しく見せてくれるという特長があります。カボションカットの代表的なバリエーションは以下の3種類。
・シングルカボション
表面が丸く磨かれ、底面が平らなカット。横から見るとドーム型になっています
・ダブルカボション
表面と底面どちらもドーム型に磨かれたカット。横から見ると楕円形になっています
・ホローカボション
表面が丸く磨かれ、底面が表面に沿ってくぼんでいるカット。横から見ると空洞があり、光が通りやすくなっています
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宝石の美しさを最大限に活かしてくれるカットが施された人気のジュエリーラインナップを紹介!
宝石が持つ美しい色と輝きを引き出してくれるカットの種類について紹介しました。カットの種類を変えることで、また違った宝石の魅力が現れるのも楽しいですね。ご紹介したカット別の人気ラインナップから、ぜひお気に入りを見つけてみて下さい。
■この記事のポイントのまとめ
宝石のカットとは?カットの種類と特徴をまとめて解説
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