冠婚葬祭で選ぶべきパールネックレスとマナーをチェック!

真珠ネックレスマナー
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冠婚葬祭のどんなシーンでもオールマイティに身に着けられるアクセサリーといえば、パールネックレス。しかし、パールネックレスなら何でもOKというわけにはいきません。そこで、ここでは結婚式やお葬式でも着けられるパールネックレスの選び方と共に、TPOによって押さえておきたいマナーをご紹介します。

多くの宝石は鉱物が磨かれることで出来上がるのに対し、真珠は貝から生み出される宝石です。そんな背景もあってか、「月のしずく」や「人魚の涙」といったロマンチックな異名を持ち、紀元前から珍重されてきました。まずはそんな真珠の魅力と共に、パールネックレスのバリエーションについて解説します。

天然真珠
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真珠(パール)はどんな宝石? 

貝の中に入った異物が”外套膜”によって包み込みまれ、これが核となってゆっくり生成されていくのが真珠です。自然の中で育つことから、同じものは一つとしてありません。例えば、アコヤ真珠、淡水真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠といったように、育つ貝の種類によっても、色や大きさ、質などに個性がでますし、同じ種類の中でも違いが生まれ、それがまた真珠の持つ魅力ともいえるでしょう。

真珠(パール)の魅力とは? 

真珠には、サイズ、形、巻き(真珠層の厚さ)、キズの有無、色などさまざまな品質基準がありますが、最も重要視されるのは“テリ”と呼ばれる光沢の美しさといわれるように、その優しい輝きは最大の特徴。そして、主張しすぎず無垢で清らかな存在感は、時を超え、年齢を問わず身に着けられる、懐の深さを感じさせます。

パールネックレスの魅力とは? 

やさしい光沢を持つ真珠が連なるパールネックレスは、場所を選ばずオールマイティに身に着けられる唯一無二ともいえるジュエリーです。特別なシーンはもちろん、ニットやTシャツに合わせれば、ほどよく上品にファッションを格上げ。また、切れ目なく円を描く様子には、途切れない“縁”を思わせる不思議な魅力があります。

結婚式など慶事で着けるべきパールネックレスとそのマナー 

冠婚葬祭でのアクセサリーのマナーとして気にしたいのは、どのくらいのフォーマル度が求められる場であるか。また、特に結婚式や式典などの場合は、アクセサリーで華やかさを演出することもマナーとして大切になります。それぞれのシチュエーションごとに、詳しく見ていきましょう。

花束と真珠ネックレス
neirfy / stock.adobe.com

フォーマル度の高い慶事の場合  

例えば、ホテルでの結婚式や式典、祝賀パーティといったシチュエーションの場合、ドレスコードは「正礼装」と呼ばれる最も格式の高いものとなります。さらに、昼と夜とでも求められるものが異なり、昼はあまり肌を見せない上品な装い、夜は大胆に肌を見せた華やかな装いとなります。

合わせるアクセサリーもこれに応じて、昼の正礼装には、あまり派手すぎないタイプがお勧め。色は、アコヤ真珠や白蝶真珠の白系、定番のチョーカータイプであれば間違いありません。夜の正礼装には、よる華やかな二連や三連のロングパールネックレスや他の宝石と組み合わせたデザイン性のあるタイプでもよいでしょう。

フォーマル度のゆるやかな慶事の場合   

結婚式の中でも比較的カジュアルなパーティや、入学式、同窓会といったシーンでは正礼装ほどかしこまらない、ワンピースやスーツといった準礼装で臨むことになります。アクセサリーも少し範囲が広がり、正礼装では選ばない淡水パールなどもこの場合はOKに。

慶事でNGなパールネックレスは? 

明確にNGではありませんが、フォーマルな場ではフェイクやカジュアルなアクセサリーは避けたいもの。結婚式においては、主役である花嫁さんよりも華美にならないように気をつけたいものです。また、ブラックパールはお葬式を連想させるとして避けた方がいいという声もありますが、もともと高価で格式の高いものですので、けしてマナー違反ではありません。ただし、ホワイトパールもそうですが、全身が黒になると喪服を連想させますので、カラーコーディネートに配慮するといいでしょう。

黒蝶真珠の特徴って? 

タヒチをはじめとする南太平洋海域で採れる黒蝶貝を母貝とした真珠です。なんといっても魅力は神秘的な色と深みある輝き。黒系、緑系、グレー系、赤系など多様な中で、赤みがかった深い緑のタイプは『ピーコックグリーン』と呼ばれ、人気を集めています。黒蝶貝も比較的大粒なサイズで9~11㎜が主流となります。

お葬式など弔事で着けるべきパールネックレスとそのマナー  

涙の象徴とされることから、真珠は悲しみの席でも着けることができる宝石です。ただし、ピンクやゴールドといった色味やサイズの大きいものなど、華やかに見えるのはふさわしくありません。フォーマルな場であり、より相手の気持ちに添ってマナーを大切にしたい弔事では、慶事以上に身に着けてOKなもの、NGなものをしっかり押さえて臨みましょう。

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弔事にふさわしいパールネックレスは? 

胸元に沿ったチョーカータイプの白いパールネックレスなら問題ないでしょう。大粒だと華やかに見えますので7~8㎜のサイズが無難です。また、色はホワイトの他、ブラックやピーコック、グレーなどもOKです。

弔事でNGなパールネックレスは? 

華美であることやカジュアルであること以外にも、弔事で気をつけたいのは「意味合い」。まず「不幸が重なる」ことを意味するとして二連以上のパールネックレスはタブーといわれています。また、ロングネックレスは華やかに見えるだけでなく、「悲しみを長引かせる」という意味合いを持つため、NGとなります。

冠婚葬祭にもおすすめ!のパールネックレスをご紹介  

上質でありながら華美になりすぎない王道のパールネックレスを選べば、冠婚葬祭のあらゆるシーンに対応できます。そこで今回は、フォーマルな場にふさわしい高品質なアコヤ真珠のホワイト系と、黒蝶真珠のブラック系のパールネックレスをご紹介します。

アコヤ真珠 花珠 セット 

日本産のアコヤ真珠は、深みのある光沢と比較的小粒なサイズが特徴。希少価値も高く、さまざまな真珠のタイプの中でも“本真珠”と呼ばれ、冠婚葬祭で最も選ばれるものの一つです。中でも「花珠」を称するのは、より光沢が強く高品質であることの証し。自信を持って身に着けられる逸品です。

アコヤパールネックレス
セットのイヤリングまたはピアス(選択可)を合わせて、よりフォーマル度の高い装いに(150,000円)

黒蝶真珠 セット 

タヒチで育つ黒蝶真珠は別名ブラックパールといわれ、その深みのある色合いが魅力です。神秘的な輝きを放つグレーの色みは、とてもエレガント。しっかりとした品質で格式も高いため、お葬式などの弔事はもちろん、結婚式などの喜びの場でも。

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大粒サイズが多い黒蝶真珠の中でも比較的小ぶりな8.0mm-10.0mm(グラデーション)、長さは43m(200,000円)

フォーマルな場である冠婚葬祭。上品でマナーを踏まえた装いは相手への敬意にもなりますし、自信を持った振る舞いにもつながります。ポイントを押さえて、パールネックレス選びにしっかり役立ててくださいね。

■この記事のポイントのまとめ 

慶事から弔事まで着けられる、パールネックレスの魅力
結婚式など慶事で着けるべきパールネックレスとそのマナー
お葬式など弔事で着けるべきパールネックレスとそのマナー
冠婚葬祭にもおすすめ!のパールネックレスをご紹介

 

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