実は意外なタイミングでジュエリーにダメージを与えていることがあるのも事実。ちょっとした気遣いで、輝きをぐっと長持ちさせることができます。
<お出かけ前に>
化粧品や香水、ヘアスプレーなどはジュエリーの大敵。また着替える際に「ジュエリーが引っかかって破損する」という事故もよく聞く話です。ジュエリーをつけるのは、身支度の一番後に。メイクやスタイリングが終わってから、きれいな手でジュエリーを扱ってください。ちなみにはずすのは洋服を脱ぐ前がベスト。「ジュエリーは最後と最初に」をぜひ合言葉にしましょう。
<汗ばんだときに>
前述した通り、ジュエリーの最大の敵は「人間の皮脂」。汗ばむような気温時には皮脂や汗の影響で輝きがくすんだり、素材によっては変色や劣化の原因となる場合があります。さらに濡れた状態でジュエリーを着用し続けていると、金属アレルギーの原因になることも。汗をかくシチュエーションが予想される時は事前にジュエリーをはずして、携帯用のジュエリーポーチにしまっておきましょう。
<保管するときに>
実は意外なのが「収納時」。宝石の硬度はダイヤモンドのように硬いものから、オパールや真珠のように柔らかいものまで、実に多種多様。このように硬さの異なる宝石を一緒に保管すると、擦れ合って傷がつく原因になってしまいます。できれば小袋や宝石箱の仕切りを上手に使い、お互いが触れ合わないようひとつずつ保管するようにしましょう。