結婚をしたら、ふたりの愛の証しとして大切に考えたい結婚指輪だけれど、新生活は何かとお金がかかるし、お値段を気にせず選ぶのは難しいもの。そこで、先輩カップルの平均額をご紹介。高い安いの価格の差もチェックして、予算の目安にしてみてください。
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ペアの結婚指輪の平均総額や人気の価格帯は?
結婚指輪のペアのお値段は、平均額で25.1万円です。さらに詳しく見てみると、25万円前後以外にも人気の価格帯がいくつかあることがわかりました。自分たちの結婚指輪の予算を組むために、目安として確認してみましょう。
(以下全て出典/ゼクシィ結婚トレンド調査2020_全国推計値)
人気の価格帯第1位は20万~25万円
ペアの結婚指輪は平均25.1万円。最も人気の価格帯は、20~25万円で全体の約31%を占めています。予算内であれば、この価格帯を目安の一つにしておくとよいでしょう。ちなみに、この後に続くのは、25万~30万円の約15%、15万~20万円の約13%、30万~35万円の約12%、10万~15万円の約11%。それぞれ大差なく、10万~35万円の幅広い価格から、結婚指輪が選ばれていることがわかります。
男性用、女性用でも平均額は異なる
ペアの総額だけでなく、男女それぞれの結婚指輪の相場も気になるところ。男性の場合の平均額は、11.6万円。女性の平均額は13.6万円でした。男性は10~12万円の価格帯が最も多く、約3割に。女性も同じく10万~12万円が最も多いものの、12万~14万円、14万~16万円の価格帯も人気。女性の金額が高いのは、ダイヤモンドなどの宝石をプラスするといった傾向が理由のようです。そこで、次から、結婚指輪の価格に影響するものには何があるのか、見ていきましょう。
素材やデザイン、サイズや太さ、購入方法でお値段に差が出る
プラチナやゴールドなどの素材、宝石のありなしなどのデザインの違い、またサイズや太さによる地金の量、既製品やオーダーメイドといった購入方法が、結婚指輪の価格を決める主な要素となります。何を選ぶとどうお値段に影響するのか、それぞれチェックしていきましょう。
選んだ貴金属の素材や量、宝石の有無が影響
結婚指輪で選ばれる素材の約8割はプラチナ、次いでゴールドとなります。素材の価格は希少性によって決まりますが、変質しにくく、加工がしやすいプラチナの方が少し高価。金属は量が増えるほど価格が上がるため、同じデザインでもサイズが大きいものは割高に。同じ理由で幅広タイプなどボリュームのあるデザインも少し高めになります。また、女性は結婚指輪に宝石をあしらうことが多く、ダイヤモンドなど選ぶ宝石の種類や数で価格はアップ。さらに、手の込んだ繊細なデザインの場合も、手間がかかる分価格に影響します。
既製品、フルオーダー、セミオーダーでも差が
ほとんどのカップルは、お店で売られている既製品の結婚指輪を購入しますが、他にも2つの方法で購入することができます。一つは、全くオリジナルのデザインを作りだすフルオーダー。もう一つは、既製品をカスタマイズしたり、素材やデザインなど選択肢を組み合わせたりするセミオーダーです。平均額で見ると、既製品が28.0万円、フルオーダーが28.7万円、セミオーダーが25.4万円。フルオーダーはとても高価になりそうな印象ですが、平均額では既製品と大きな差はありませんでした。フルオーダーやセミオーダーだからといって敬遠することなく、ほしいデザインにこだわって探してみてもよさそうです。
ただし、デザインや素材などこだわり具合によっては、大きくアップすることも。
全部ペアで20万円未満!平均額よりリーズナブルな結婚指輪
多彩なデザインのリングが10万円台前半から揃うので、好みに合わせて選べます。シンプルなタイプはもちろん、宝石があしらわれていたり、フォルムに個性や工夫があったり。それぞれに込めた意味にも注目してみてください。
ペアで20~30万円!人気の価格帯で選ぶ結婚指輪
20万円以上になると、レディースはエタニティーリングのバリエーションがアップ。丁寧に石留めされたダイヤモンドの美しさを堪能できるのが魅力。メンズもシンプルながら、素材を生かした存在感のあるタイプが充実しています。
結婚指輪の相場はつかめましたか? 平均的な価格帯のリングと共に、少しリーズナブルなタイプもご紹介しましたが、思った以上にバリエーションの豊かさに気づいたのでは?まずは予算を立てて、一生ものの結婚指輪を見つけてくださいね。
■この記事のポイントのまとめ
ペアの結婚指輪の平均総額はいくら?人気の価格帯も知りたい
素材やデザイン、サイズや太さ、購入方法でお値段に差が出る
全部ペアで20万円未満!平均額よりリーズナブルな結婚指輪
ペアで20~30万円!人気の価格帯で選ぶ結婚指輪