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エタニティ?メレ?シンプル派からゴージャス派まで納得!婚約指輪の人気デザイン

婚約指輪刻印

婚約指輪を買うことが決まったら、まず気になるのが「デザイン」。婚約指輪のデザインは大きく5つに分類することができます。ここでは5タイプそれぞれの特徴を確認しつつ、使用目的にあわせた婚約指輪のデザイン選びについて紹介します。

実は婚約指輪の部位にはそれぞれ名前がついています。ジュエリーショップのサイトをのぞくと、初めて目にする単語の羅列に一瞬戸惑うかもしれません。でも一度理解すれば細かいデザインの説明に大変便利なもの。ぜひこの機会に覚えてしまいましょう。

luxury engagement Diamond ring in jewelry gift box
Piman Khrutmuang / stock.adobe.com

まずは婚約指輪の構造を知ろう 

婚約指輪の構造は主に「中石(なかいし)」「脇石(わきいし)」「爪(つめ)」「石座(いしざ)」「腕(うで)」という次の5つの要素から成り立っています。では順を追って見ていきましょう。「中石」は中央に配された、主役となる宝石のことで、センターストーン・メインストーンとも呼ばれます。婚約指輪ではダイヤモンドが使われることがほとんどです。「脇石」は中石の脇に添えられた小さめの宝石で、サイドストーンと呼ぶことも。脇石を添えることでぐっと華やいだ印象になります。「爪」はリングに宝石を留める手法のひとつ。通常は4本ないし6本の爪で、中石をつかむような形状で支えます。

構造を理解すれば見比べるべきポイントがわかる 

「石座」とは中石を留める台座のこと。先に説明した「爪」とあわせて石座、と呼ぶ場合もあります。その役割は宝石を固定し、傷つかないよう保護すること。複雑な形状のため磨くのが非常に難しく、作り手の技術力が色濃く出る部分でもあります。最後に「腕」は、指を囲むリングの部分。太いか細いか。シャープなスクエア状かなめらかなラウンド状か、などリング全体の印象はこの部分で決まってくると言えます。リング同士を漫然と見比べて、いまいちピンと来なかった人も、部位ごとの比較であれば「この部分はこちらが良い」と判断しやすいでしょう。

ソリティア?メレ?婚約指輪はダイヤモンドのあしらい方で選ぶ 

婚約指輪は、その象徴ともいえるダイヤモンドのあしらい方でタイプが分かれています。代表的なところでは一粒ダイヤの存在感が光る「ソリティア」、小粒のダイヤがセンターストーンを引き立てる「メレ」など。あなたはどちらのリングが好きですか?

Moment (モメント) 

センターとサイド、ふたつのダイヤモンドがまるで寄り添うふたりの姿のように見える、メレタイプのリングです。中心に向かうアームのカーブは、ふたりの気持ちがひとつになる「瞬間(モメント)」を表わしています。

MOMENT(20-1464)
指にはめたときにゆるやかなV字型を描くアームのカーブは、指をほっそりと見せる効果が。

Etoile Bleue ( エトワールブリュ) 

センターストーンの両脇に、メレダイヤを1粒ずつ上品に添えたメレタイプのリング。リボンの様にきゅっと絞ったアームに繊細なミル打ちをほどこすことで、清楚でクラシカルな印象を与えています。

ETOILE BLEUE(20-2027)
細やかなミルグレインとサイドのダイヤモンドが繊細な印象をプラスしています。

Lilas (リラ) 

センターストーンに愛らしく添えた2つのダイヤモンドが、まるで流れ星の軌跡のようにも見えるメレリング。V状のアームがシャープで凛々しい雰囲気も感じさせます。

LILAS(20-2025)
アシンメトリーに配したサイドストーンが、都会的な雰囲気を漂わせます。

Romarin (ロマリン) 

センターストーンを上下に挟み込むようにカーブしたアーム。そこにサイドのダイヤモンドが2つずつ並んできらきらと輝きます。やわらかなフォルムとダイヤモンドの華やかなきらめきが女性らしいメレリングです。

ROMARIN(20-2030)
なめらかなアームの曲線が、女性の指をエレガンスに引き立ててくれます。

華やかさで選ぶならエタニティやパヴェタイプ  

複数のダイヤモンドをリングに留めた「エタニティ」タイプや「パヴェ」タイプは近頃人気を集めているデザイン。キラキラとした華やぎがある一方、フラットに仕上げられているものが多く、日常生活にも取り入れやすいことから注目されています。

Forever Princess(フォーエバープリンセス) 

ふんだんに配したダイヤモンドが美しい輝きを放つリングです。ダイヤモンドを留める地金をクラウンのような形に仕上げ、繊細かつ存在感のある趣きに。エタニティにソリティアを組み合わせたような、贅沢な仕立てです。

FOREVER PRINCESS(96-8016)
アームに施されたダイヤモンドはふたりが歩む輝かしい未来への道を表現しています。

Eternelle (エターネル) 

熟練の職人がスコープで拡大しながらひと粒ずつ丁寧に石留めをした、繊細で贅沢な「エタニティ」タイプのリング。全周ダイヤモンドを留めたフルエタニティと、ダイヤモンドを半周に配したハーフエタニティの2タイプあり。

ETERNELLE(20-1467-1482)
アームにはピンクゴールドを使用しており、スイートな女性らしさを感じさせます。

みんなはどんな婚約指輪を選んでいる?人気デザインランキング  

先輩カップルがどんなデザインの婚約指輪を選んでいるのか、気になりますね。今、どんなタイプが人気を集めているのかをご紹介していきます。もしかしたら意外なヒントが見つかるかも? 結果を参考に、後悔のないふたりだけの1本を選びましょう。

vladimirfloyd / stock.adobe.com

選んだ婚約指輪のデザインは次のうちどれ? 

1

中央にダイヤを留めた「ソリティア」

55.0%

2

中央のダイヤの側に小粒のダイヤを留めた「メレ」

30.5%

3

リングの半周に同サイズの小粒なダイヤを並べて留めた「ハーフエタニティ」

8.9%

4

小粒なダイヤをリングに沿って1周させた「フルエタニティ」

4.3%

5

その他

1.3%

(出典:「結婚スタイルマガジントレンド調査2019」)

一位は、王道の「ソリティア」タイプ 

半数以上の人が選んだのは、一粒ダイヤの存在感が感じられる「ソリティア」タイプのリング。こちらはダイヤモンドを支える爪があるものとないものがあり、爪のあるタイプはサイドから光を取り込むことができ、ダイヤモンドの輝きがよりいっそう印象的に。一方爪のないタイプは石の高さが抑えられるため、衣類などにひっかからず取り回ししやすいというメリットがあります。いずれも昔から定番の「ザ・婚約指輪」といえるデザインでしょう。

個性が光る「メレ」、普段使いしやすい「エタニティ」も人気 

小粒のメレダイヤを、メインストーンと寄り添うように配した「メレ」タイプのリングも手堅い人気。メレダイヤを留める位置や個数で華やかにも愛らしくも仕立てられる、そのデザインの振り幅も理由のひとつかもしれません。また同じサイズのダイヤモンドを一列に留めた「エタニティ」は、高さがなくフラットなため普段使いにしやすいことで近年人気急上昇中。アーム全周にダイヤを留めた「フルエタニティ」と、半周だけの「ハーフエタニティ」の2タイプありますが、それぞれ支持を集めています。

かつて婚約指輪は「ここぞ」というとき意外はケースにしまい込まれがちな、いわば「ありがたすぎる」リングでした。しかし今はファッション性の高さや扱いやすさに優れた、普段使いしやすいものも増えています。しまい込まずに積極的に活用しましょう。

■この記事のポイントのまとめ 

爪、腕、石座。婚約指輪の部位名を覚えれば、問合せにも便利
ソリティア?メレ?婚約指輪はダイヤモンドのあしらい方で選ぶ
華やかさで選ぶならエタニティ&パヴェタイプ
みんなはどんな婚約指輪を選んでる?人気デザインランキング

 

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