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婚約指輪といえばダイヤモンド!ダイヤの選び方指南

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ダイヤモンドの婚約指輪は、女性にとって一生の記念となる特別なものです。でもなぜ「婚約指輪といえばダイヤモンド」と言われるのでしょうか?ここではその理由について、そしてダイヤモンドの婚約指輪を選ぶ際のポイントについて紹介します。

その昔「ダイヤモンドは永遠の輝き」という、婚約指輪向けのキャッチコピーがありました。なぜ婚約指輪といえばダイヤモンドなのでしょう?当たり前のように思っていたけれど、いざ問われるとよくわからない。その理由と由来についてご紹介します。

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Glenn Young / stock.adobe.com

ダイヤモンドが「宝石」になるまで 

ダイヤモンドが初めて発見されたのは紀元前500年以上前のこと。場所はインドであったとされています。原石のダイヤは「突出して硬いという」という特徴こそあるものの、輝きがなく、その硬さゆえカッティングや研磨もままならないため、長らく宝石としての価値はないものとされてきました。しかし、15世紀のベルギーで「ダイヤモンドの粉末で研磨する」という手法が確立されて以来、秘められていた輝きが世の知るところとなり、一躍「高貴な宝石」として人々から求められるようになりました。

ダイヤモンドに込められた意味とは? 

婚約指輪にダイヤが使われ始めたのは研磨の技術が確立した15世紀、日本が戦国時代のさなかにあった時期です。「世界で最も硬い鉱物」とされるダイヤモンドは、一度磨き上げれば二度と傷つくことはなく、その輝きが永遠に続くことから、やがて「永遠の愛」の証しとして用いられるようになりました。また無色透明であることから、次第に「純潔と」いう意味も併せ託されるように。壊すことができない固い絆と純粋な愛を象徴する、まさに「婚約」という儀式にぴったりの宝石であったというわけです。

ダイヤモンドの評価基準「4C」-カラットやクラリティって? 

さて、そのダイヤモンドは様々な指標によって品質にランクづけがされています。私たちがよく耳にするのは「4C」という評価基準ではないでしょうか。その4Cとはいったいどんなものなのか、そして「最上級のダイヤモンド」は、どの点が優れているのか。あなたはご存知ですか?

luganskaia / stock.adobe.com

ダイヤモンドの4C「カラット」とは? 

ダイヤモンドの4Cとは、「Carat(カラット)」「Clarity(クラリティ)」「Color(カラー)」「Cut(カット)」、という4つの指標の総称です。まずは「カラット」について説明していきましょう。カラットは重さを示す単位でctと表記します。1ctは0.2gで、カラット数が大きいほどダイヤモンドの直径も大きくなるので、カラット数はサイズの目安としても使われています。ちなみに婚約指輪として人気があるのは、0.2~0.4ctあたりのもの。普段の生活でもさりげなく着けられる大きさが好まれているようです。

ダイヤモンドの透明度を表す「クラリティ」 

次に透明度を表す「クラリティ」について。具体的には「インクルージョン」と呼ばれる内包物と、「ブレミッシュ」と呼ばれる外部の傷や欠けの大きさ、場所、性質によって鑑定します。クラリティが低い場合、輝きが鈍くなるだけでなく、耐久性に問題が発生することも。逆に最も不純物が少ないトップグレードのダイヤモンドには「フローレス(FL)」という評価が与えられます。婚約指輪にはインクルージョンやブレミッシュを肉眼では確認できない「VS」以上のグレードがお勧めです。

大きさや透明度だけじゃない!ダイヤの色やカットにも注目を  

残り2つの「C」は、「カラー」と「カット」。いずれもダイヤモンドの輝きを左右する大事な指標です。4Çどの指標にもいえますが「最高グレードでなくてはダメ」というものではなく、予算と相談しつつ「婚約指輪としての合格ライン」を越える品質のものをしっかり選ぶことが大切です。

Piman Khrutmuang / stock.adobe.com

ダイヤモンドの色を評価する「カラー」 

肉眼ではわかりにくいのですが、通常ダイヤモンドはわずかに黄色みを帯びています。しかし化学的な組成がしっかりしていればいるほど、その色は無色に近づいていきます。そのため色を評価する「カラー」の最高グレードは「無色」。以下、グレードが下がるごとに黄色みを増していきます。ただし、天然のピンクやブルーなどの色が付いたファンシーカラーダイヤモンドは、無色透明のダイヤモンドとは異なる評価基準があります。

ダイヤモンドのプロポーションを評価する「カット」 

ダイヤモンドがどのぐらい光を反射するかを測る指標が「カット」です。「立て爪の一粒ダイヤ」でイメージされるあの形(シェイプ)を「ラウンドブリリアントカット」といい、ほかにも「プリンセス」「マーキーズ」など多彩なシェイプがありますが、「カット」の評価対象は、ラウンドブリリアントカットに限定されます。これに研磨の状態を評価する「ポリッシュ」、対称性を見る「シンメトリー」という指標とあわせ、最終的にプロポーションの優劣を判断します。最高評価は「エクセレント(EX)」。以下「ベリーグッド(VG)」「グッド(G)」「フェア(F)」「プア(P)」の計5段階評価となります。

ダイヤモンドにこだわるふたりが選ぶ 婚約指輪はこれ!  

ダイヤモンドの評価基準がわかったら、次はさまざまなデザインを見比べてみたくなるもの。ここでは永遠の愛を誓いあったふたりにふさわしい、ダイヤ輝く婚約指輪をご紹介していきます。

Salvia (サルビア)  

0.20ctの一粒ダイヤを支えているのは、極小の爪と繊細なアーム。側面には光をたっぷり取り込むための窓が大きく開いていて、絶妙なバランスのシルエットです。

SALVIA(20-2000)
シンプルながら、ダイヤモンドの美しさを最大限に引き出すため綿密に計算されたフォルム。

Sincere (シンシア)  

アームから緩やかに伸びるダイヤモンドを留める4本の爪は、サイドの空間から光を最大限に取り込むよう緻密に計算されていて、0.25ctあるダイヤをキラキラと華やかに輝かせます。

SINCERE(20-1470)
薬指をぐるりと囲むようにダイヤモンドが隙間なく並び様が、限りない幸せが続くことを予感させます。センター0.25ct、脇石0.09ct/¥300,000

Petit Bisou (プチビズ)  

優しく抱きしめるように両側からダイヤモンドを包み込む、優しいラインの婚約指輪。センターのダイヤモンドと、寄り添うようなピンクダイヤモンドは、まるで寄り添うふたりの姿のようです。

PETIT BISOU(20-1489)
センター0.20ct、ピンクダイヤモンド0.02ct。シンプルさの中に可愛らしさのにじむ一本。

Planet(プラネット)  

中央に向かってアームを細く絞ることで、ラウンドカットされたセンターダイヤモンドの存在感がより際立ちます。柔らかさを感じさせるエレガントなデザインです。

PLANET(96-5001)
結婚指輪としてスタンダードなデザインだからこそ、細部にありったけのこだわりを詰め込んで。

女性にとって婚約指輪は「ふたりの愛の証」であると同時に、とびきりの華やぎを持った夢のあるジュエリーです。着けた瞬間特別な気分になれる、とっておきのものを選びましょう。

■この記事のポイントのまとめ 

婚約指輪にはダイヤモンドがふさわしい。その理由って?
ダイヤモンドの評価基準「4C」-カラットやクラリティって?
大きさや透明度だけじゃない!ダイヤの色やカットにも注目を
ダイヤモンドにこだわるふたりが選ぶ 婚約指輪はこれ!

 

婚約指輪といえばダイヤモンド!ダイヤの選び方指南